鹿沼市引田のギャラリー「シェイケイコ」で、『川俣征陶びな展』を観てきました。
阿部啓子さんの自宅ギャラリーには、見事な陶雛人形がたくさん陳列され、ひとあし早く、心地よいひな祭り気分を味わうことができました。
週末でなく平日でしたので、川俣さんの代わりに、オーナーの啓子さんが丁寧に説明してくれました。啓子さんは、私たちアナウンススクールの大先輩ですが、いつも若々しく活き活きとしていて感心します。
この『川俣征陶びな展』は、毎年大好評で常連の方も多く、もう10年以上続けているそうです。
川俣さんは益子町の工房で創作活動をされており、お人形は3回ぐらい焼くそうですが、なかなか難しくて半分ぐらいは失敗してしまうそうです。
でも、出来上がった作品は、タワシでごしごしこすっても大丈夫?だそうです。
よく見ると、お顔は、品の良い美男美女というよりは、素朴で味わい深い顔も多く、印象的でした。また、お召し物の絵柄や色合いにも味わいがありました。
説明を聞いてわかりましたが、制作過程での失敗を活かして、顔にほくろ?があったり、首が少し曲がって?いたりと、ユニークな作品もありました。
我が家では、毎年2月から3月にかけて、7段のひな人形を飾っていますが、8畳の部屋をひとり占めし、出し入れが大変なので、段々億劫になってきたと
ころです。
今回、初めて陶器の雛人形を拝見しましたが、色あせもしないので「いずれお金を貯めて、思い切って一品を購入し、一年中、自宅の良い所に飾って置きたいものだ」と思いました。
啓子さん、説明と美味しいコーヒーのおもてなし、ありがとうございました。『川俣征陶びな展』は、2月6日(金)~2月28日(土)まで開催中です。
恋チュン