震災の影響で、平成23年度のCRTアナウンススクールはちょっと遅いスタートとなりましたが、毎週金曜日、厳しい中にも楽しく授業が行われています。
生徒さんからのメッセージを紹介します!
[E:karaoke]〈K・Kさん〉
こんにちは。今年アナウンススクールに入学したK・Kです。
入学して1ヶ月。早いものですね。
腹式呼吸、発声、スピーチ等々、「言葉を届ける技術」を臼井先生の下で毎週楽しく学んでおります。
教室で思いっきり声を出すと気持ちがいいです。大きな声を出すと頭がスッキリしますね。
私は小さい頃から、声で自己表現することが好きでした。
本を朗読したり、アナウンサーの真似をしたり。自分の声で人に何かを伝えることに、大きな喜びを感じることが多々ありました。
高校時代に演劇部に所属していたのもそれが動機です。
その思いはいつしか、「きちんとした発声・発音」への憧れに変わっていきました。
プロのアナウンサーや声優のような、万人に伝わる発声・発音ができるようになりたい!
その衝動が抑えきれず、ついにアナウンススクールの門を叩いてしまいました。
高校時代の演劇で、発声やカツゼツなどは、一通り経験していたつもりでした。
ですが、部活でやるのとプロの方にきちんと教わるのとではやはり違いますね。自分の発音の駄目さに毎回気づかされています。
私の今一番の課題は鼻濁音です。自宅で練習していると、家族に変な眼で見られることもありますが(笑)、めげずに頑張りたいです。
卒業までに理想の発声・発音が身に付くことが目標です。皆さん、どうぞよろしくお願いします。
[E:karaoke]〈Y・Sさん〉
CRTアナウンススクールに通い始めて1ヶ月がたちました。
正しいアクセントや発声・話の組み立て方、相手に伝わる話し方など、今まで意識したことのなかったことばかりで、毎回新しい気づきがあり、新鮮な気持ちでワクワクウキウキしながら通っています。
あるとき1週間のできごとを話す授業で、私は、毎日会社と家の行き帰りで何もない平凡な1週間だったことを報告したことがありました。
でもそれは、自分の心のもち方でたくさんのことに気づくことができることを学びました。
いつのまにかルーチンワークな日々に慣れきってしまい、日常の中の美しい変化に気づく心を忘れていました。
それを先生の授業で気づかせていただき、何気ない日常にアンテナを張りめぐらす努力をしています。
先生の授業はいつもたくさんの気づきがあり、興味深い2時間があっという間に過ぎてしまいます。
まだまだいっぱいお話ししたいと思いながら、毎週金曜日を待ち遠しく思い過ごしています。
これからの1年間、成長したいと思います。
[E:karaoke]〈中沢さん〉
CRTアナウンススクール16期生の中沢です。よろしくお願いします。
私は、話すことそのものが、いや、それ以前に声を出すこと自体を苦手と感じていました。
そんな私も、声の出し方や音の作り方を教えてもらうことで、なるほどそういうことだったのかと、正直驚いているという感じです。
話すことが苦手な人って、けっこう大勢いるものですが、子どもの頃にこのような教育を受けていれば、人生も変わっていたのではないかなと思います。
16期生はなぜか女性が多く、先生を含めると女性8人の中で、男一人頑張っています。
医師の診断では、私は気管支が弱いらしく、咳が出やすいのですが、本当の病名は「花粉アレルギー」などより数倍手ごわい「美人アレルギー」なのかもしれません。
スタジオに到着すると、喉がカサカサしてきて困ったものです。
そんな状況ですが、テキストを読み上げるのにも少しずつ慣れてきた感じがします。
春までにどれくらいクリアな話し方が出来るか、楽しみであります。